住まいの再生 〜リノベーション〜
![]()
住まい方は人さまざま
住まいを手にいれる方法はさまざまですが、もっともス
タンダードな方法は『新築』することです。あるいは
『建売住宅』を購入する。そして、いま注目されている
のが『再生住宅』:リノベーションへの道です。
住宅の再生はリノベーションといわれていますが、これは既存の建物を改修することで、用途や機能を変更して性能を向上させたり価値を高めることです。
いまある住まいを活用して、自分たちのライフスタイルにあった住まいに造り換えること
は、これから先ますます盛んに行われていくことでしょう。
中古住宅市場は宝の山という見方もあります。木造住宅の場合、評価額を査定する経済耐用年数は25年といわれています。しかし、メンテナンスをすれば、まだまだ十分に住めるものが多く存在します。
少し専門的な話になりますが、現在のようなプレカット全盛期になる以前の木造住宅は、大工さんたちが下小屋で手加工した(墨付け)ものがほとんどで、仕口や継手がしっかりしているんです。![]()
古い建物に新しい技術を
2001年にスイス・バウビオロギー建築のセミナーに参加し、築350年の農家がリノベーションされている現場を見ることができました。キッチンは無垢の木材でリメイク
され、IHヒーターが組み込まれていました。驚いたのが浴室で、壁や天井にはコルクが
貼られていました。水場にコルクとは??と考えてしまいがちです。しかし、ワインの
コルク栓のことを考えると、これは理にかなったことなんですね。
機能回復のための改修工事:リノベーション
ここでは、2つの実例をご紹介します。ひとつは車椅子で生活されるご主人のための改修工事です。この家は中古住宅を一度リフォームしたにもかかわらず、バリアフリー対応住宅としてほとんど機能しておらず、再工事をすることになりました。
もうひとつは、左半身マヒのご夫人のための改修工事です。ここは長崎市内特有の坂の途中にある家で、アプローチ階段や、玄関へのアクセス、それから断熱工事がポイントになりました。高齢者にとって冷えの問題は切実です。既存の住宅を断熱化するには、新築住宅の場合とはちがった方法で断熱のやり方を工夫する必要があります。
・回遊性のある間取りへと改修
・効果的な断熱とメンテナンス配慮の内装
・車から乗り降りしやすいアプローチ
・建物の軽量化と断熱化など
構造:木造在来軸組工法、屋根:ガルバリウム鋼板、外壁:ガルバリウム鋼板
所在地;大村市久原町 木造二階建て *工事の詳細はコチラ
・寒さ対策のための断熱化工事
・杖歩行のための玄関・アプローチ
・ヒートショックに配慮した暖房方式
構造:木造在来軸組工法、屋根:セメント瓦、外壁:サイディング張り
所在地:長崎市上小島 木造二階建て *工事の一部はコチラ
暮らしのバージョンアップ
暮らしの変化は家族の成長とともに現れてきます。たとえば、子供の成長によって部屋がせまくなったり、収納が不足したりしてきます。また、生活空間とは別に趣味や仕事、外の空間=庭などを楽しむ場所としてあらたな部屋をプラスすることも考えられます。
ここでも2つの例をご紹介します。新築してから3年後にテラス部分にサンルームを増築したK邸。ここはもともと車の進入できない敷地で庭の広さが特徴でした。それで、新築当初から庭との一体感がある家を希望されていました。
もうひとつは、ピアノの先生をしてらっしゃる奥様の離れ的な部屋の増築。ここは母屋がログハウスということで、意匠的なバランスと床高の高いログハウスとの高低差をどうとるか。また、来客の多い仕事がらプライベートをどう確保するかも設計のポイントでした。
・大きめの玄関ホールと土間の効能
・ガルバ+ポリカーボネードでメンテナンスフリー
・木と漆喰の内装で落ち着きのある空間を
・庭とつながる大開口まど
構造:木造軸組工法、屋根:ポリカーボネード、外壁:ガルバカラー鋼板
所在地:長崎市本原町 木造二階建て *工事の詳細はコチラ
![]()
ピアノ室と隠れ家的な和室の増築
・高低差を活かしたスキップフロア
・防音効果を兼ねた大収納本棚
・吹抜けでつながる和室
・カップボードのあるミニキッチン
・古材を使ったオリジナル家具
構造:木造軸組+壁工法、屋根:ガルバカラー鋼板、外壁:ボード+左官塗り
所在地:大村市武部町 木造二階建て *工事の詳細はコチラ
住宅産業が成熟期にはいってきて、スクラップ・アンド・ビルド(古い建物を壊して建替える)からリノベーション(再生建築)コンヴァージョン(既存建築の用途変更)へと変わってきています。今あるものをどう生かしていくかが、今後の建築のポイントになってくるのでしょうね。
*リフォーム補助金:バリアフリー編、耐震改修編、断熱化工事編
*リフォーム施工例:バリアフリー、ヒートショック対策、防音室など
*当サイトの掲載物件はすべて自社による企画・設計・施工によるものです。
内容に関してのご質問等はメールでお願いいたします
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コムハウス長崎 Team_Architectural_Artisan
〒850-0033
長崎市万才町3-29-401
TEL:095-818-5330
E-Mail:iwamo@roundwork.com
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
