コムハウス・ストーリー

素材を生かしたシンプルな住まい

com301br.jpgはじめまして。コムハウスの岩本と申します。私は、これまで住宅の設計を中心に活動してきました。そんな中で『長崎の家にあった断熱方法って何だろう?』という疑問から、沖永良部島の南方型住宅、スイスのバウビオロギー建築を見学にでかけました。そして、その地域で活躍する建築家たちの地域への取組みを目のあたりにし、自分には何ができるだろうか?と考えました。

hita2002.jpg『住まいはその地域にあった素材を使うことが、人にも環境にもやさしい』それ以来そう考えるようになり、そこでまず近くの山の木材を使うことからスタートし、上津江村諸塚村の山へでかけ、杉材を使った家作りに取組みました。ところが、山に行くと町場の木材屋さんでは見ることのできない、曲がった木や穴の空いた木などがたくさんあることを知り、そういった木は玄関の敷き台やテーブルなどに使わせていただきました。また、地球温暖化が懸念されているなか、持続可能な森林資源を活用するため、FSC認証木材を使用することが大切であると考えています。 *Forest Stewardship Council=森林管理協議会

205kagu_02.jpgそんな中で、もっとシンプルに素材を生かした住まいができないものだろうか?。という考えから始まった住まいづくりがコムハウス=com_hausです。シンプルとは『架構を整える』という意味を含んでいます。日本の一般的な住宅は30年で建替えられていわれていますが、欧米では70年、100年で建替えられています。

この差はどこにあるのでしょうか?その理由のひとつに、間取りの考え方があります。部屋を組み合わせてつくる凸凹の多い家作りでは、『架構』が整はないため、永く使うことが難しくなります。

そこでコムハウスでは、シンプルな箱形を基本形としています。また、単なる住むだけの家にこだわらず、自分たちがこんな生活がしてみたいとか、こんな部屋があったらいいな、など、”仕事”のためのスペースや”趣味”のためのプラスワン的な場所を作れるようになります。

まずは、シンプルな箱形の家からスタートし、住む人のライフスタイルやポリシーに合せて、家具デザインや、外構・植栽計画までをトータルで考えていくことで、ムダのない価値ある家造りをしていただければ。と私たちは思っています。

nisijp.jpgduupa.jpg長崎で開催された九州森林フォーラムを紹介した西日本新聞紙上においてcom205が写真掲載されました。

また、DIYの専門誌『ドゥーパ』ではcom202がハーフビルド対応の一例として紹介されました。ハーフビルドは日本ではなかなか根付かないといわれていますが、今後はさらにコンパクト化し、また、工場生産によるプレファブ化をすすめれば、まだまだ実現可能な圏内にあるのではないかと私たちは考えています。

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岩本誠一(いわもと せいいち)
1962年:熊本市に生まれる。
1997年:大手建具メーカーの営業マンを経て独学で建築を学び大村市にて独立。
2010年:長崎市に住まい再生工房『コムハウス長崎』設立。

趣味:70年代のロック、AORなど。簡単な料理。水辺のサイクリング。
ライセンス:二級建築士・宅地建物取引主任者

参考図書:自分サイズの家をつくる
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