インナーバルコニーのすすめ
バルコニーというと太陽燦々、風もひゅーひゅーという感じでその用途としては、主に洗濯物や布団干しに使われているイメージが強いですね。またマンションやアパートなどでは、避難や延焼を防ぐために設置されています。この場合ほとんどが屋根もつかないオープンタイプのものです。一般的な戸建住宅の場合このバルコニーが新築されて数年もたつと物置化しているケースも多いようです。
上の写真は二階の廊下部分を利用したインナーバルコニーです。これは、介護士の仕事をされている奥様のために、雨の日でも洗濯物を干しっぱなしで外出できるようにと考えられたものです。また、天井からは電動式で上下する物干がついています。
「天気のいい日は窓を開けて風を入れれば洗濯物は十分に乾きますし、何より雨の日でも気にすることなく洗濯物が干せるので、とても便利ですね」(大村市のYさん)と好評のようです。
このようなインナーバルコニーの計画は、日照もさることながら風通しをよく考えておくことが大切です。この家では北側の窓をあけることで一階部分の勾配天井のから南側のインナーバルコニーへと風が抜ける設計になっています。
南北通風の応用ですね。また、インナーバルコニーなら強風の日でも風に洗濯物が飛ばされる心配もありません。
*写真(右)一階から見るとこんな感じです。(Y邸:大村市1999.8)
庭と住まいをつなぐ『サンルームテラスのある家』(長崎市)
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